NARUTO、かなり初期の設定です。
ナルサス編
ナルトとサスケは大恋愛の末、結婚し
やがてサスケは妊娠。
そして可愛らしい四つ子の赤ちゃんが生まれました。
長女には「イノ」
次女には「サクラ」
長男には「シカマル」
次男には「チョウジ」という名前を付けて
それはそれは可愛がって・・・・いたと思います。
「おい、おっぱいの時間だぞ。」
サスケはぶっきら棒に言いました。
その瞬間、イノとサクラが睨み合います。
「あたしが先にサスケくんのおっぱいを飲むんだからね！」
「何言ってんのよ！あたしが先にサスケくんのおっぱいを飲むに決まってんでしょ！？」
「あたしが先よ！」
「あたしが！」
「あたしが！！」
二人は強硬手段へ。
そうです。二人そろってものすごい勢いでハイハイを。
目指すはサスケのおっぱい！
そして。
チュバチュバチュバチュバチュバチュバ・・・！！
「う、うわ〜〜〜〜〜〜〜！！」
サスケは両手にイノとサクラを抱え、両の乳首から精魂吸い尽くされていきます。
それを少し離れたところで溜息混じりに見ていた長男シカマル。
「ったく、めんどくせ〜。おい、ナルト。」
「ああ？」
「早くミルク作れ。」
「わ、分かったってばよ。」
そして一人、マイペースに哺乳瓶をチュバチュバ吸うシカマル。
その一方で。
「俺は焼肉！」とチョウジ。
「お前・・まだ歯も生えてないのに焼肉？そんな食生活してたらデブになるぞ？」
するとチョウジの瞳がキラリ・・と不気味に光りました。
「今・・・何か言った？」
いつにない迫力のチョウジ。
「な、何も言ってないってばよ？」
するとチョウジはいつもの笑顔に戻って言いました。
「なら、いいんだ。」
そして焼肉をむしゃむしゃ食べ始めるのでした。
このような死闘が毎日3時間ごとに繰り広げられ、サスケはみるみる憔悴していきました。
「サスケくん！死なないで！」
「なに言ってんの。あんたのせいでしょ？」
「なによ！あんたがいつも我が侭ばかり言うからサスケくんがこんなふうに。」
「あんたよ！」
「あんたよ！！」
「・・・・・・・まためんどくせ〜事に・・・・。」
そんな傍らでぼりぼりとポテチを食べ続けるチョウジ。
「なあなあ、お前たちの気持ちは分かったからよ、暫くミルクで我慢してくれねーか？
このままだとサスケが死んじまう。」
「うるさいわね！」
「そうよ！あんたは引っ込んでなさいよ！！」
「「サスケく〜〜〜ん！！」」
果たしてサスケは無事生き延びることが出来たのだろうか。
サスナル編
サスケとナルトは大恋愛の末、結婚し
やがてナルトは妊娠。
そして可愛らしい女の子が生まれました。
その赤ちゃんには「ヒナタ」と名付け
それはそれは可愛がっていました。
「さあヒナタ、おっぱいの時間だってばよ？」
そしてナルトは上着をたくし上げ、おっぱいを顕わにしてヒナタを抱き上げようとします。
ところが。
「・・はっ・・・・！」
（ナルトくんの・・・・おっぱい・・・・・ナルト・・・くんの・・・おっぱい・・・
ナ、ナルト・・・くん・・・・おっ・・ぱ・・・・・！！）
みるみるヒナタの顔が赤く染まっていきます。
ヒナタはどんどん近づいてくるナルトのおっぱいを凝視しているうちに・・・・。
ボンッ・・・・！！
真っ赤になって頭から火を噴いて爆発し、倒れてしまいました。
「おい、ヒナタ！ヒナタ？」
「・・・・ヒナタはまた気絶したのか。」
「ああ。おっぱいの度にこれじゃ、餓死しちまう。そんなに俺のおっぱいが嫌なのかな。」
ナルトは真剣に悩んでいるようでした。
それは違うぞ、ナルト・・・・そう思ったサスケでしたが口にはしませんでした。
「・・・ミルクにしたらどうだ？」とサスケは提案しました。
「そうだな。そうしてみるか。」
そして。
「さあヒナタ、ミルクの時間だってばよ？」
ニッコリ笑い、ヒナタに手を差し伸べるナルト。
（ああ、ナルトくんの笑顔・・・ナルトくんの・・・大きな・・手・・・ナルト・・・・くんの・・・・・！！）
ボンッ・・・・！！
またしても真っ赤になって気絶するヒナタ。
「な、なんでだよ〜？」ワケが分からないナルト。
「もういい。今度から俺がヒナタにミルクをやる。」
サスケは見るに見かねてそう宣言しました。
サスケがミルク当番になると、ヒナタは元気にミルクを飲むようになりました。
「俺、嫌われてんのかな・・・・・。」しょんぼりしてしまったナルト。
それは違う・・・・そう思ったサスケでしたが口にはしませんでした。
end
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
(2008.7.4)